変形性膝関節症を自力で治すことはできる?
予防や治療法について解説|整体院導(みちびき)ブログ
変形性膝関節症を自力で治すことはできる?
予防や治療法について解説
公開日:2024年11月25日

変形性膝関節症は、膝を動かすたびに痛みが生じたり、膝の曲げ伸ばしが難しくなることがあります。
進行すると最終的に歩行が困難になり、生活の質が著しく低下する恐れもあります。
膝に痛みを抱える多くの方がこの病気に該当するとされ、自力で改善しようと試みる方も多くみられます。
本記事では、変形性膝関節症は自力で治るのか、また一般的な治療法について詳しく解説します。
変形性膝関節症の疑いがある方や、すでに診断を受けた方にとって、今後の治療方針を考えるうえでの参考となれば幸いです。
1.変形性膝関節症は自力で治すことは難しい…
変形性膝関節症は、膝の軟骨が摩耗することで生じる病気で、 一度すり減った軟骨は、自然に回復することが難しいです。変形性膝関節症では、膝の軟骨が摩耗してしまい、その結果、骨同士が直接接触する状態になってしまいます。
軟骨の再生能力は非常に限られているため、通常は元の状態に戻ることがほぼ不可能です。時間が経つにつれて関節の変形や機能障害が進行することが多いとされています。
自力で治そうと運動や生活習慣を改善しても、摩耗した軟骨が回復するわけではありません。
しかし、早期に医療機関の診察を受けて治療を始めることで、症状の改善や進行を遅らせることができる場合があります。
自力で治すことは難しいですが、進行を抑える対策はありますので以下で詳しく解説します。
2. 変形性膝関節症の進行を自力で予防する方法
変形性膝関節症は、日常生活でしっかり予防することで進行を抑えることができます。
以下に効果的な予防方法をご紹介します。
2.1. 運動で筋力をつける
膝周りの筋肉を鍛えることは、膝関節への負担を減らす効果が期待されます。
特に太ももの大腿四頭筋を鍛えることで、膝にかかる圧力が軽減され、軟骨のすり減りを防ぐ効果があるとされています。
軽いスクワットや歩行は膝関節の健康に有効な運動として推奨されています。最初は無理なく、膝に負担をかけすぎないようにゆっくり行うことが大切です
2.2. 体重管理
体重が増えると、膝にかかる負担も増します。
例えば、体重が1kg増えると膝には3倍の負荷がかかると言われており、体重管理は膝関節症の予防には欠かせません。
健康な食事や適度な運動を組み合わせて、理想的な体重を維持することが重要です。
2.3. 同じ姿勢を続けない
長時間同じ姿勢を続けることは、膝の関節や筋肉に負担がかかり、血流が悪くなる原因にもなります。
例えば、デスクワークや立ち仕事の場合、1時間に1度は軽いストレッチや膝を伸ばす動きを取り入れるとよいでしょう。
2.4. 歩き方の改善
正しい歩き方をすることで、膝への負担を減らし、膝関節症の予防につながります。
特に、足を引きずらないようにかかとから地面に着地し、足裏全体を意識して歩くことが大切です。
整体院では、姿勢と歩き方の改善によって膝への負担を軽減し、変形性膝関節症の症状を和らげる取り組みを行っています。歩行指導を受けることで正しい歩き方が身につくでしょう。
3. 変形性膝関節症の症状とは?
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が摩耗し、痛みや腫れ、動きの制限などの症状が現れる疾患です。
以下では、初期・進行期・末期の段階に分けて、症状についてわかりやすく説明します。
3.1. 初期の症状
初期の変形性膝関節症では、膝に軽い痛みや違和感を覚えることが多く、日常生活にはあまり支障が出ないことが多いです。
特に長時間の立ち仕事や歩行後に、膝の軽い痛みやこわばりを感じることが多く、運動をしばらく続けた後や朝起きた直後に痛みが出やすい傾向があります。
この段階で適切な運動療法や整体治療を行うことで、症状の進行を抑えることが可能です。
また、初期段階での体重管理が重要とされ、肥満が膝に負担をかけることが多いため、体重を減らすことで痛みが軽減されるとされています。
3.2. 進行期の症状
進行期になると、膝の痛みが強まり、膝の動きが制限されるようになります。
階段の上り下りやしゃがみこむ動作が特に辛く感じる方が増え、膝の周りに腫れや熱感を感じることもあります。
実際に患者様の中には、膝が「グキッ」と鳴るような音がしたり、膝の内部で摩擦感を覚えたりする方もいます。
この段階では、軟骨の摩耗が進んでおり、整体院での治療が効果的です。
進行期の患者でも、適切なリハビリと関節の動きを改善する整体治療により、痛みや日常生活への支障を改善できる場合があります。
3.3. 末期の症状
末期の変形性膝関節症では、関節の軟骨がほとんどなくなり、骨同士が直接接触するため、強い痛みが持続することが多いです。
歩行が困難になり、膝の変形が外見にもはっきりと見えることがあり、関節の可動域も極端に狭くなります。
この段階では、自己管理だけでは対処が難しい場合が多く、整形外科的な処置やリハビリが必要とされます。
末期症状に達した場合でも、整体院での治療や適切な運動などが、症状改善に繋がります。
4. 変形性膝関節症の原因とは?
変形性膝関節症の原因は様々です。ここでは代表的な原因について、わかりやすく解説します。
4.1. 加齢
加齢は変形性膝関節症の主な原因の一つです。
年齢を重ねると膝の軟骨がすり減り、関節のクッションの役割が失われやすくなります。
変形性膝関節症は50代以降の発症率が増加し、特に60代・70代ではさらに多くの方が症状を訴えています
4.2. 筋肉の衰え
膝を支える大腿四頭筋やハムストリングスといった筋肉が弱ると、膝関節への負担が直接的に増します。
筋肉は関節を支えたり、膝の動きをサポートする役割があるため、筋力が低下することで関節へのストレスが増加し、変形性膝関節症を悪化させるリスクが高まります。
定期的に整体を受けたり、トレーニングやリハビリを行うことで、筋力を維持し、膝の安定性を高めるサポートができます。
4.4. 肥満
体重が重いと膝関節への負荷が増加し、軟骨や骨に大きなストレスがかかります。
体重が増えることで膝関節への負担も比例して増加し、肥満は変形性膝関節症の進行を加速させる要因となります。
減量や筋力トレーニングは膝への負荷を軽減するために重要です。
4.5. O脚・X脚
膝の形状も変形性膝関節症のリスクを左右します。
O脚やX脚のように膝の軸がずれることで、片方の関節に負担が集中し、軟骨のすり減りが早まることがあります。
このような体のバランスの崩れは、若年層でも発症リスクがあり、適切なケアが必要です。
4.6. 膝関節の損傷
膝関節を負傷した経験があると、その後変形性膝関節症に繋がるリスクが増します。
靭帯損傷や半月板損傷など、膝にダメージを与える怪我は、後に膝関節の変形や摩耗に影響を及ぼします。
実際に、スポーツ活動や日常生活で膝を痛めた方が、後年に変形性膝関節症を発症する例が多く見られます。
5. 変形性膝関節症の治療
変形性膝関節症に対する治療は、症状の進行度に応じたアプローチが必要とされます。ここでは各治療法についてご紹介します。
5.1. 整体治療
整体院での治療は、骨格のバランスや筋肉の緊張を調整することで、膝関節への負担を軽減させる方法です。
膝周りの筋肉が硬くなると、膝への圧力が増加し痛みを悪化させることがあります。
施術により姿勢を改善し、体全体のバランスを整えることで、膝関節の負担を軽くし、症状の改善を目指します。
特に軽度から重度の患者様にも有効で、痛みの軽減や可動域の改善が期待されます。
膝のみならず、体全体のバランスを整えるため、肩こりや腰痛など他の部位の不調も改善されやすく、全身の健康維持に繋がります。
また、薬や手術に頼らず、自然な方法で膝への負担を軽減できるため、副作用のリスクが低いのが特徴です。
5.2. 薬物療法
薬物療法では、痛みを和らげるために鎮痛剤や抗炎症薬が使用されます。特に痛みが強い場合、医師の指導のもと、適切な投薬が行われます。
鎮痛薬は一時的な痛みの緩和に効果がありますが、長期使用には注意が必要です。
抗炎症薬の長期使用は、胃腸障害や肝臓・腎臓への負担、依存性などのリスクが伴います。
また、薬物療法は痛みを抑えるだけで根本的な治療にはならないため、根本改善を目指す場合には別の治療法が必要です。
5.3. リハビリテーション
リハビリテーションは、筋力トレーニングやストレッチを行い、膝関節をサポートする筋肉を強化する方法です。
特に太ももの前面にある大腿四頭筋の強化は、膝への負担を軽減し、痛みを和らげるのに役立ちます。
ただしトレーニングやストレッチは、身体のことに精通していないと逆効果になることが多々あります。
また、症状が重度の場合、リハビリだけでは改善が難しく、他の治療と組み合わせが必要になることがあります。
整体治療と併用することで、体のバランスを整えつつ、筋力を強化することで改善に繋がります。
5.4. 手術
進行した変形性膝関節症の場合、人工膝関節置換術などの手術が検討されます。
手術は、痛みの大幅な軽減や歩行機能の回復に寄与しますが、リスクやリハビリ期間が必要です。
重度の症例において、手術は高い効果をもたらすとされていますが、最終手段として考えられ、可能な限り他の治療法が優先されます。
手術には入院・リハビリが伴い、体への負担が大きく、術後の回復までに時間がかかります。
さらに、若い年齢での手術は再手術の可能性が高くなるというデメリットがあります。
また、手術には感染症や血栓などのリスクも伴います。
6. 整体院導の変形性膝関節症の改善方法
藤枝市の「整体院導」では、問診・検査、施術、セルフケア指導で変形性膝関節症改善を進めます。
変形性膝関節症を改善するには、腰や股関節だけを診るのではなく、検査で原因を特定し、どのようなオーダーメイド施術を行うべきか決めていくことが大切です。
変形性膝関節症の場合も、単に腰や股関節の問題だけではなく、その先には足首の硬さや足の指の機能低下が隠れていることがあります。
当院の施術は、症状のある患部だけを診るのではなく、症状から遠い場所にある原因まで検査で特定する点が特徴です。
そして、検査で原因が把握できたら、原因部分を中心にアプローチを行います。
本当に施術が必要な箇所に施術を行い、効率的なアプローチができるからこそ、お客様も短期間で確かな効果を実感できるはずです。
変形性膝関節症を根本改善できる整体院をお探しなら、藤枝市の「整体院導」の筋膜リリースと背骨矯正施術をご体験ください。
藤枝駅で変形性膝関節症の改善/土日祝営業
整体院導(みちびき)で改善したお客様の声

どこに行っても改善しなかった膝の痛みが良くなりました
実際に施術を受けてみて、立っているだけや座っているだけでも感じていた痛みがなくなり、本当に嬉しく思っています。痛みが取れるだけで、日常生活の快適さが大きく変わりました。
同じような症状で悩んでいる方には、「迷っているなら、一度診てもらってください」とお伝えしたいです。痛みを抱えたまま過ごすより、一歩踏み出すことで改善への道が開けるはずです。
※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。

変形性膝関節症に悩んでいましたが、30分もウォーキング出来るようになりました
膝の痛みで歩くのが大変になり、変形性膝関節症に悩んでいました。そんな中、チラシを見て試しに行ってみようと思い、導さんを選びました。他の整体院とは違い、痛い部分を揉むだけでなく、その原因となる根本を見つけて施術してくれる点に大きな違いを感じました。
施術を受けた結果、以前は難しかったウォーキングが30分もできるようになり、大きな変化を実感しています。先生から教わった体操などのセルフケアを続けることで、さらに改善できると感じています。
同じような症状でお悩みの方には、「先生が教えてくれるセルフケアを取り入れれば、症状が良くなっていきます」とお伝えしたいです。勇気を出して一歩を踏み出してみてください。
※お客様個人の感想であり、効果には個人差があります。
藤枝駅で変形性膝関節症改善/土日祝営業
整体院導(みちびき)の5つの特徴

1.常に最新の整体技術を取り入れている

当院の院長は、休日も施術の勉強をするほどの施術好きです。 毎日様々な文献から情報を得て、最新の整体技術を取り入れています。 お客様の症状を一日でも早く改善するために、より良い施術ができるように取り組んでいます。 実際に、手術が必要とまで言われた変形性股関節症やヘルニアの方が、当院の施術で改善したケースも数多くあります。 最新理論に基づいた施術を行えることが「整体院導」の強みです。
2.一人ひとりに合ったセルフケアをサポート

施術は院長が行いますが、施術だけで改善することは できません。 身体に痛みが出ているのは、背骨の歪みや筋膜の動きが悪くなっている証拠です。 施術で一時的に改善できても、背骨の歪みや筋膜の動きの悪さは日常生活のクセによって元に戻ってしまいます。 より短期間で改善するためにお客様の状態にぴったり合ったセルフケアも大切です。 当院では、100種類以上のセルフケアからお客様に合ったものをお伝えします。
3.アフターケアも充実

当院ではお客様一人ひとりに、5分程度でできるセルフケアの指導を行っています。 しかし、自宅で記憶を頼りにセルフケアをするのは難しく、多くの方が挫折しやすいというデメリットもありました。 院内でだけでなく自宅でできるセルフケアも お伝えいたします。 施術後のセルフケアまで含めたサポートを行えるのが、「整体院導」の強みの1つです。
4.土日祝日も夜20時まで営業

当院は土日、祝日も朝9時から夜20時まで営業しています。 平日の仕事帰りに立ち寄っていただくほか、休日のすき間時間に受診することもできます。 毎日仕事や家事で忙しい方でも、空いた時間に施術を受けやすいのが当院の強みです。 他院に受診する時間が作れない方は、「整体院導」をぜひご活用ください。
5.完全予約制で待ち時間ゼロ

当院はお客様の待ち時間をゼロにするため、完全予約制で対応しています。 施術には1人あたり30分~40分も必要ですから、みなさまのお時間を無駄にしないためです。 また、施術はリラックス出来る落ち着いた空間で行っており、周囲の人目を気にすることもありません。 「整体院導」はリラックスできる時間と空間を提供し、みなさまが施術に集中できるように配慮してまいります。
変形性膝関節症の施術の流れ






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執筆者:石川 凱|Gai Ishikawa
経歴
柔道整復師/国際マッケンジー協会認定セラピスト
初めまして!整体院導院長の石川凱(イシカワ ガイ)と申します。 当院が掲げる目標はたった一つです。それは… どこの整体に行っても改善しなかった症状や、病院で手術しかないと宣告された症状を、改善へ導くことです。 流れ作業のようにとりあえず痛い場所をマッサージする、効いてるか分からない電気をつける… そんな施術はもうやめにしませんか?