ぎっくり腰とは?ぎっくり腰の主な症状と対処法

公開日:2024年4月25日

ぎっくり腰とは?ぎっくり腰の主な症状と対処法

突然襲う腰の激痛、皆様一度は聞いたことがある「ぎっくり腰」。
この痛みに悩まされた経験のある人も少なくありません。しかし、実際にぎっくり腰になるとどのような症状が現れ、どのように対処すれば良いのでしょうか?
 
今回は突然の腰痛に備えて、知識と対処法をご紹介します。
 

目次

1. ぎっくり腰になると、どのような症状が現れるのか?


ぎっくり腰を経験した人は、突然の腰痛の激しさに驚いたという話をよく聞きます。
実際のところ、ぎっくり腰の症状はとても個性的であり、痛みの出方や強さ、影響範囲には人それぞれの違いがあります。
共通して言えることは、
瞬間的に強い痛みが腰に走り、それによって日常生活に大きな支障をきたすことが多いという点です。
 
多くの場合、重いものを持ち上げたときや不自然な姿勢から動こうとした時に痛みが発生し、それが運動制限や姿勢の変化を引き起こすのです。
ここでは、ぎっくり腰になると現れる代表的な症状について詳しくご説明します。
 

1.1.運動範囲の制限と姿勢変化

ぎっくり腰という言葉を耳にした際に、まずイメージされるのは動きづらさかもしれません。
実際に、ぎっくり腰になると腰を中心に強い筋肉の緊張が発生し、これが運動範囲を極端に狭めてしまいます。
 
たとえば、普段なら容易にできる立ち上がりや前屈が困難になり、歩くにも一歩一歩が辛く感じられることがあります。
 
また、痛みを避けるために無意識のうちに姿勢を変えてしまい、それがさらなる筋肉の負担を増やす原因となることがあります。このような制限があるために、日常生活では大きな支障をきたします。
 
また、無理な姿勢からさらなる怪我へとつながるリスクも否定できません。

1.2. ぎっくり腰の初期症状に気を付けるべき点

ぎっくり腰では、痛みの発生直後の対応が非常に重要になります。
 
急性の症状が出現した際には、すぐにでも痛みの改善が求められますが、適切な処置を怠ると症状が長引いたり悪化することがあります。
 
ぎっくり腰の初期において最も注意しなければならないのは、無理な動作を避け、腰への負担を最小限に抑えることです。
 
具体的には、重い物を持ち上げることを避けたり、急な体のねじり動作を控えたりする必要があります。また、激しい痛みの際には、正しい呼吸法を心がけることで、痛みを和らげる効果も期待できます。
症状の初期段階でこれらを実践することが、回復への大きな一歩となるでしょう。

2. ぎっくり腰になる原因とメカニズム

ぎっくり腰になる原因とメカニズム
 
ぎっくり腰とは、突然に生じる強い腰の痛みのことであり、医学的には「急性腰痛症」とも称されます。
日常生活の中での無理な動作や、腰への負担が積み重なった結果として起こることが多いぎっくり腰ですが、その原因とメカニズムは一体どのようなものなのでしょうか。
 
本節では、ぎっくり腰がなぜ起こるのか、そして、なぜそんなにも突如として痛みが発生するのかについて解説していきます。無理な体の動かし方や重いものを持ち上げる際の姿勢によって、腰部にかかる負担が増大した結果がぎっくり腰へとつながる場合があります。
 
また、日頃の姿勢や運動不足も関係していることが指摘されています。

2.1. 急に襲う腰の痛みのメカニズム

ぎっくり腰の痛みは、なぜこれほどまでに突然に襲ってくるのでしょうか。
肝心な点は、人間の腰部が持っている負荷への耐久性や限界にあります。

 
私たちの腰部は普段から体を支え、様々な運動を可能にしていますが、その強い負荷に耐え切れず、腰椎やその周辺の筋肉、靭帯に急なダメージが発生することで、激痛が引き起こされるのです。
 
また、冷えや疲れ、ストレスなども筋肉の緊張を高め、ぎっくり腰の誘発要因となることがあります。
激しい痛みは、筋肉の保護反応でもあり、筋肉が損傷を受けないよう、身体を固定しようとする現象も関与していると考えられています。このようにして、我々の腰は警告を発し、異常を知らせているのです。

2.2. 放散痛とは何か?

ぎっくり腰になるリスクを高める要因にはどのようなものがあるのでしょうか。
リスクファクターとしては、まず年齢の増加に伴う筋力低下や関節の硬化が挙げられます。
 
また、不規則な生活や長時間のデスクワークによる姿勢の悪化も、腰部への過剰なストレスを招きます。
肥満も同様に、腰への無理な負荷となって現れる場合があります。
 
ぎっくり腰になりやすい生活習慣や体質を理解し予防に努めることが重要です。
適度な運動で筋力を維持したり、姿勢を正すことでぎっくり腰を防ぐことができるでしょう。
さらに、定期的なウォーキングやマッサージも効果的な予防策となります。

2.3. ぎっくり腰と他の腰痛の違い

一般的な腰痛とぎっくり腰は、どのような点で異なるのでしょうか。
まず、最も大きな特徴はその発症の突発性です。
 
ぎっくり腰では、通常とは異なる負担がかかった瞬間に、激しい痛みとして現れます。
これに対し、慢性的な腰痛は日々の生活の中で徐々に蓄積されたストレスや負担が原因となって起こることが一般的です。
 
ぎっくり腰は痛みの程度が非常に強く、時には立ち上がることも困難になることがありますが、適切な処置と安静を保つことで、比較的短期間での回復が見込める場合もあります。
しかし、これをきっかけに慢性的な腰痛へと移行する場合もあるため、十分なケアが必要となるでしょう。

3. ぎっくり腰が起こる瞬間の症状

ぎっくり腰が起こる瞬間の症状
 
私たちの生活において急に発生する「ぎっくり腰」。
これは多くの人が一度は経験する可能性がある症状です。
この瞬間には特有の症状が現れ、その苦痛や動揺は深刻な影響をもたらします。
 
ぎっくり腰の瞬間を知ることで、その対処法や予防に役立てることができるでしょう。
では、ぎっくり腰が起こるその瞬間、我々の体には一体何が起きているのでしょうか?
具体的な症状について、詳細を見ていきましょう。

3.1. 瞬時に広がる腰の激痛

ぎっくり腰の最も顕著な特徴は、突然の激痛です。
通常、重い物を持ち上げたり、急な動作をした瞬間に、「キリッ」という感覚と共に腰に痛みが走ります。この痛みは、まるで何かに強く打たれたかのように感じ、時には息をすることさえ困難なほどです。
 
この痛みは腰周辺にとどまらず、お尻や太ももの裏に放散することもあります。
立ち上がる、歩くといった日常的な動作が困難となり、場合によっては数日間、ひどい時には数週間にわたって症状が持続することもあります。
 
この激痛は、運動をする神経や筋肉に異常なストレスがかかることで発生しますが、筋肉の緊張だけでなく、椎間板への負担や小さなひずみが原因であることもあります。

3.2. 運動範囲の制限と姿勢変化

腰の激痛に加え、ぎっくり腰の瞬間には運動範囲が著しく制限されることがあります。
激しい痛みを避けるため本能的に姿勢を変えてしまうのです。
 
例えば、前かがみになってしまった状態から直立することができなかったり、横を向くのにも腰が回らないなど、腰を中心にした動きが極端に悪くなります。
 
このような姿勢変化は痛みによる防御反応であるため、無理に動かそうとすると症状を悪化させることがあるので注意が必要です。
痛みをかばうような動きは筋肉を硬直させ、筋バランスが崩れることで、より深刻な状態を招く可能性があります。

3.3. ぎっくり腰の初期症状に気を付けるべき点

ぎっくり腰は前述したような突然の症状に加え、初期には他の症状が現れることもあります。
例えば、腰の張りや違和感、軽い痛みを感じるなどのサインが事前に起きることがあります。
 
これらはしばしば見過ごされがちですが、この時点で適切な対処を行うことが、ぎっくり腰の重篤化を防ぐ鍵となるでしょう。

適度な休息や軽いウォーキング、姿勢の改善などを意識して、普段から腰への負担を軽減していくことが推奨されます。
特にデスクワークや長時間立ち仕事をしている人は、定期的な姿勢変更が有効です。
また、ちょっとしたことでも腰に負担を感じたら無理をせず専門家の診断を受けることも大切です。

4. 自宅でできるぎっくり腰の応急処置

自宅でできるぎっくり腰の応急処置

ぎっくり腰は突然訪れる強烈な腰の痛みで、日常生活に支障をきたします。
このような状況に直面したとき、病院に行く前に自宅でできる応急処置を知っておくことは非常に重要です。
 
痛みの程度によっては病院に行く必要があるかもしれませんが、すぐに行けないときや、症状が軽度な場合には自宅処置で症状をやわらげることが可能です。
 
この章では、自宅で行うぎっくり腰の応急処置について詳しくご紹介していきます。

4.1. 冷却か温めるか?ぎっくり腰に効く応急処置

ぎっくり腰を起こしてしまった直後に何をすればいいのか、迷う人も少なくありません。
一般的に、急性期の初期段階であれば冷却が効果的とされています。
 
冷やすことで局部の血流を減少させ、炎症を抑えることができます。アイスパックや冷凍されたタオルを使い、腰に当てることで痛みを和らげることができます。
 
しかし、氷を直接肌につけると凍傷のリスクがあるため、必ずタオルなどで包んでから使用してください。また、長時間の冷却は逆効果になることがありますので、15分程度が適切です。
 
それから数日経ったら、逆に温かいタオルやカイロを使った温める処置が役立つでしょう。血流を良くして筋肉をほぐし、痛みを緩和させる効果があります。

4.2. 早期回復 実は動いた方が良い

ぎっくり腰を起こしてしまった場合、実は無理のない範囲で動かすことが重要です。
無理のない範囲で徐々に動かしていくことで、硬直してしまった筋を動かし血流の改善を促すことで、痛みの早期回復に繋がります。
 
しかし、ここでただ闇雲に動けば良いのではなく、腰に負担が少ない全身運動であることが肝心です。
それは、ズバリ『ハイハイ』です。ハイハイをゆっくり大きく数分間行う事で、背骨・骨盤・股関節の連動性を高めつつ全身の循環を促してくれます。
痛みを早期回復させ、快適な日常生活を取り戻すためにもハイハイを行っていきましょう。

4.3. 痛みを抑えるための呼吸法

ぎっくり腰の痛みは、とても強烈なため、どうしても呼吸が浅くなりがちです。
ですが、深い呼吸を心がけることは、痛みを和らげるだけでなくリラックス効果もあるため、非常に重要です。深い呼吸は副交感神経を活性化させ、緊張状態にある筋肉をほぐす助けとなります。
 
具体的には、ゆっくりと鼻から深く息を吸い込み、同じくゆっくりと口から息を吐くようにしてください。この時、吐く息は吸う息の約二倍の長さになるよう意識するとよりリラックス効果が増します。
 
呼吸を整えることで、心身ともに落ち着き、痛みへの耐性も上がるでしょう。

5. ぎっくり腰を予防する自宅ケア

ぎっくり腰を予防する自宅ケア

ぎっくり腰は、予期せぬ瞬間に起こる急性の腰痛であり、日常生活に大きな支障をきたします。
しかし、日々のちょっとした心がけと自宅ケアによって、その発生リスクを軽減することが可能です。
 
予防策としては、適切な姿勢を保つこと筋力をつけるための運動、そしてストレス管理が重要です。
特にデスクワークなどで長時間同じ姿勢を取ることが多い方は、定期的に体勢を変えることを心がけてください。また、ウォーキングや軽い体操によっても、筋肉の柔軟性を保ち、ぎっくり腰を予防することができます。

5.1. 日常生活の姿勢改善と予防策

ぎっくり腰の予防には日常生活での姿勢を正すことが大切です。
立ち仕事をしている人は、重心の位置を意識し、膝に力が入りすぎないような立ち方を心がけましょう。
 
座る場合には、椅子に深く座り、背もたれを使い、背筋を伸ばすことが肝心です。
長時間同じ姿勢を保つことは腰への負担となるため、30分に1度は立ち上がって体を動かすようにしましょう。
 
また、床からものを拾う際には、膝を曲げて腰を落とす「スクワット」の形を意識することで、腰への負担を減らすことができます。

5.2. ぎっくり腰後の動作指導

ぎっくり腰を経験した後は、慎重に日常動作に戻す必要があります。
最初は無理をせず、痛みの少ない範囲で動かしていくことが大切でしょう。
 
起床時には、まず横向きになり、次に膝を抱え込むようにしてからゆっくりと座り上がる方法がおすすめです。座った状態から立ち上がる際にも、まずは体を前に傾け、手を膝や椅子について支えながら立ち上がるようにすると、腰への負担を減らせます。
 
また、日々の生活では重たい物を持つ際は床に近い位置で腰を落とすなど、腰への配慮を忘れないようにしましょう。

5.3. 実は止めた方が良い腰痛ケアグッズ

ぎっくり腰の予防対策としてコルセットを使用されている方は多くいらっしゃいますが、実はコルセットには腰痛の予防効果は認められないという論文が発表されています。

むしろ、コルセットによる外部からの圧力で腰を固定してしまう事で、機能動作の獲得の障害になり、より腰痛になりやすいお身体になってしまいます。
 
ぎっくり腰の発症直後、数日間痛みを緩和させる目的であれば使用をお勧めしますが、長期的の使用はお身体にとってデメリットが大きいため、控えた方が良いでしょう。

6. 医療機関を受診すべき?自分で判断するポイント

悩む女性

急な腰の痛みに見舞われた時、多くの人が悩むのが医療機関を受診すべきかどうかです。
特にぎっくり腰のように突然訪れる痛みの場合、自宅で静養を試みるか、すぐに専門家の意見を求めるべきか迷うものです。
 
この判断を誤ると症状が長引く可能性もあるため、適切な対処が重要になってきます。
では、どんな時に医療機関の扉を叩くべきなのでしょうか。今回は自宅療養と医療機関を受診する判断基準について詳しく解説していきます。

6.1. ぎっくり腰時の医師の判断基準

ぎっくり腰を経験した際に、素早い判断が求められます。
医師が診断する際に重視する基準としては、痛みの程度や発生の経緯、痛みが発生してからの時間経過などが挙げられます。
 
また、過去に同様の症状があったかどうかや、他に健康上の問題を抱えていないかも考慮されます。
 
重要なのは、痛みだけでなく様々な症状を総合的に判断し、必要に応じて画像検査や神経検査などを行うことです。
これにより、ただのぎっくり腰ではなく、より深刻な疾患を見逃さないための基準とも言えるでしょう。

6.2. 整骨院と整体院の選び方

ぎっくり腰のような急性の腰痛で整骨院や整体院を訪れる場合、選び方には注意が必要です。
整骨院は保険適用の施術を行うことが多く、施術は腰~臀部への数分の揉みほぐしと電気療法が中心となります。
 
 
一方、整体院は自由診療が主となるため、その施術方法や理論には幅があります。
どちらを選ぶにしても、施術者の技術や経験、治療方針をしっかりと確認し、自身の症状に適した施術を受けることが重要です。
 
施術を受ける前には、口コミや評判をチェックし、安心して任せられる施設の選択を心がけましょう。

6.3. 自己判断が危険なケースとは

腰痛は日常的に起こりやすい症状のひとつですが、自己判断で放置してはならない危険なケースがあります。
例えば、ぎっくり腰に似た痛みがあるものの徐々に痛みが増強する場合や、痛みが下肢に放散している場合、感覚鈍麻や排尿・排便のトラブルが伴う場合は、ただちに専門医の診断が必要です。
 
これらの症状は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、ぎっくり腰よりもシビアな症状を示している可能性があります。
 
早期に適切な治療を受けることで、後遺症を残さずに快方に向かうことができるでしょう。

7. ぎっくり腰予防のためのセルフケア

ぎっくり腰予防のためのセルフケア

ぎっくり腰は予期せぬ時に突然の痛みとともに発生するため、日常的に予防策を取り入れることがとても重要です。全身の連動性を高めるためのラジオ体操や動きの土台となるウォーキングが効果的です。
 
また、日常生活での姿勢改善も予防には欠かせません。例えば、デスクワーク中に30分に1回は立ち上がって軽く体を伸ばす、重いものを持つ際は腰に負担がかからないように正しい姿勢で持ち上げるなど、小さな意識付けが大切なのです。

7.1. 腰痛予防に必須級!ラジオ体操

腰痛予防にはラジオ体操が効果的です。
 
ラジオ体操を真剣に取り組むことで、自然と股関節~骨盤~背骨の正しい使い方を習得することが出来る上、一日に必要な最低限の運動量を確保することが出来ます。
 
運動不足を感じられている方やストレッチの伸びてる感覚が分かりにくい方は、ラジオ体操で腰痛を予防していきましょう。

7.2. 人の動きの土台となるウォーキング

『歩行』は全ての動きの基礎となる運動です。
 
多くのぎっくり腰に悩まれる方の歩行を分析すると、腕が振れていなかったり、大股で歩くことが出来ない、骨盤の動きが出ていないなどの問題が浮き彫りになってきます。
 
1日に43分間ウォーキングをすることによって、筋力強化・各関節の柔軟性向上・血流改善など様々な効果によってぎっくり腰の予防が可能です。

7.3. 寝る前におすすめのリラックスストレッチ

一日の終わりには、リラックス効果のあるストレッチを行うと良いでしょう。
寝る前に行うストレッチは、緊張した筋肉をほぐすのに効果的です。
 
例えば、床に仰向けになり、両膝を抱えてゆっくり揺らすだけで、腰周辺の筋肉がリラックスします。
また、両足を壁に向かって伸ばして座り、腕を体の横に置きながら深呼吸をするポーズは、全身の緊張を和らげるのに効果があります。
 
寝る前にこれらのストレッチを行うことで、より質の高い睡眠につながり、腰への負担を軽減することが期待できます。

8. ぎっくり腰に関するQ&A

整骨院/整体院での一般的な治療

急な腰の痛みに見舞われた時、多くの人が悩むのが医療機関を受診すべきかどうかです。
特にぎっくり腰のように突然訪れる痛みの場合、自宅で静養を試みるか、すぐに専門家の意見を求めるべきか迷うものです。
 
この判断を誤ると症状が長引く可能性もあるため、適切な対処が重要になってきます。
では、どんな時に医療機関の扉を叩くべきなのでしょうか。今回は自宅療養と医療機関を受診する判断基準について詳しく解説していきます。

8.1. ぎっくり腰になりやすい人の特徴は

ぎっくり腰になりやすい人にはいくつかの特徴があります。
まず考えられるのは日常生活での姿勢の悪さです。
 
長時間同じ姿勢で仕事をすることが多いデスクワーク従事者や、重い荷物を持ち上げることが多い作業員などは、腰に常に負担がかかり続けるため、突然のぎっくり腰を引き起こしやすいと言われています。
 
また、運動不足による筋力の低下や、肥満による腰への負担増加も、被りやすい人の特徴です。
さらに、ストレスや睡眠不足などの生活環境も腰への負担を大きくし、ぎっくり腰を起こしやすくしています。
 
後述する予防策を実践することで、これらのリスクを軽減することが可能です。

8.2. 再発を防ぐにはどんな対策が有効か

ぎっくり腰の再発を防ぐには、日常生活での予防策が非常に重要です。
基本的なことではありますが、正しい姿勢を保つことがまず第一に挙げられます。
 
常に背筋を伸ばし、腰への負担を分散させる座り方や立ち方を意識することがポイントです。
次に、腰の筋力をキープするための定期的な運動が効果的です。
特に、腹筋や背筋などのコアマッスルを鍛えるエクササイズは、腰を支える力を高め、ぎっくり腰の予防に役立ちます。
 
また、体重管理も見逃せません。
適切な体重を保つことで、腰にかかる負担を減らすことができるからです。
これらの対策を毎日の生活に取り入れ、健康な腰を維持することが再発防止に繋がります。

8.3. 急性腰痛と長引く腰痛の違いとは

急性腰痛と長引く腰痛では、症状の持続期間が異なります。
急性腰痛は「ぎっくり腰」を始めとする、急激に強い痛みが発生し、短期間で改善する場合が多いのが特徴です。
 
一方、慢性腰痛は、痛みが3か月以上持続するというのが一般的な定義です。
慢性腰痛には多くの原因が考えられ、中には、骨の変形やヘルニアなどの明らかな病理が原因でない「非特異的腰痛」と呼ばれるものもあります。
 
急性腰痛は適切な治療と休養によって治ることが多いですが、慢性腰痛は生活習慣の改善や定期的な治療とリハビリテーションの継続が必要となります。
 
それぞれの症状に応じた対応をすることが大切です。

9.藤枝駅で腰痛、膝痛、五十肩改善/土日祝営業
整体院導(みちびき)での治療方法

静岡県藤枝市にある藤枝駅から車で5分、土日祝も20時まで営業している整体院導(みちびき)では、
カウンセリングと検査に十分な時間をかけ、腰痛の原因を分析します。
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そして背骨矯正・筋膜リリースを行い、施術効果を持続させるために、一人一人の生活環境と状態に合わせた最適なセルフケアや日常生活上のアドバイスをお伝えします。

9.1.当院の施術担当

整体院導では、国家資格及び国際基準の技術を持った院長がお客様に合ったオーダーメイド施術で頑固な腰痛の根本的な改善へ導いていきます。
お身体に関することで、ご不安があれば何でも当院へご相談ください!

6.2.施術して終わりではありません

また当院の施術は、「施術したら終わり!」ではありません。
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せっかく当院の施術を受けてもそれだけではすぐに再発してしまいます。

再発のしない身体作りをするための運動療法やご希望の方にはお身体に合った靴の選定、インソールの提供を行います。

藤枝駅で腰痛、膝痛、五十肩改善/土日祝営業
整体院導(みちびき)の5つの特徴

当院の5つの特徴

1.常に最新の整体技術を取り入れている

子どもと大人のための鍼灸院

当院の院長は、休日も施術の勉強をするほどの施術好きです。 毎日様々な文献から情報を得て、最新の整体技術を取り入れています。 お客様の症状を一日でも早く改善するために、より良い施術ができるように取り組んでいます。 実際に、手術が必要とまで言われた変形性股関節症やヘルニアの方が、当院の施術で改善したケースも数多くあります。 最新理論に基づいた施術を行えることが「整体院導」の強みです。

2.一人ひとりに合ったセルフケアをサポート

一人ひとりに合ったセルフケアをサポート

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アフターケアも充実

当院ではお客様一人ひとりに、5分程度でできるセルフケアの指導を行っています。 しかし、自宅で記憶を頼りにセルフケアをするのは難しく、多くの方が挫折しやすいというデメリットもありました。 院内でだけでなく自宅でできるセルフケアも お伝えいたします。 施術後のセルフケアまで含めたサポートを行えるのが、「整体院導」の強みの1つです。

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当院は土日、祝日も朝9時から夜20時まで営業しています。 平日の仕事帰りに立ち寄っていただくほか、休日のすき間時間に受診することもできます。 毎日仕事や家事で忙しい方でも、空いた時間に施術を受けやすいのが当院の強みです。 他院に受診する時間が作れない方は、「整体院導」をぜひご活用ください。

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30代・男性 仕事柄重いものの持ち運びが多く、終業後は腰を伸ばして歩くのすら大変でした。

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こちらを見つけた時は「本当に良くなるの?」と半信半疑で予約するか迷っていた事もありますが、先生の分かりやすい説明やその場で実感できる施術で不安は解消されました。 痛みが出かけた時の対策なども教えてもらったおかげで、今ではここに通う前みたいに仕事中に座りたくなることはなくなりました。

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40代男性 慢性的な腰痛で近所の接骨院に長年通ってましたが、あまり良くならず楽になるのはその時だけ。 「慢性腰痛だしそんなものなんだろう」と半ば諦めモードだった時に整体院導さんを知りました。

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今までの接骨院は入ったらすぐうつ伏せ、腰回りだけマッサージ、効いてるか分からない電気で終わり。という感じでしたが、こちらで初めて『痛い場所に痛みの原因はない』と言われ目から鱗でした。 実際、僕の場合は腰よりも足首が悪いという事で足首を施術してもらったらかなり痛みが軽減して施術後も長持ちしました。 結構腰痛だと、僕みたいに治らなくて諦めてる人多いと思うんですけど、ここでは原因を1つずつ取り除いて真摯に身体と向き合ってくれるので腰痛に困ってるなら来た方が良いと思います。

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お問い合わせ

石川 凱
執筆者:石川 凱|Gai Ishikawa

経歴
柔道整復師/国際マッケンジー協会認定セラピスト

初めまして!整体院導院長の石川凱(イシカワ ガイ)と申します。 当院が掲げる目標はたった一つです。それは… どこの整体に行っても改善しなかった症状や、病院で手術しかないと宣告された症状を、改善へ導くことです。 流れ作業のようにとりあえず痛い場所をマッサージする、効いてるか分からない電気をつける… そんな施術はもうやめにしませんか?