さて、タイトル通り【椎間板ヘルニアは整体では治らない】ことをあなたは知っていますか?
これだけ聞くと
『じゃあ一生この痛みを抱えなければいけないんだ…』と思ってしまうかもしれませんが、まだ続きがあるので是非最後までお付き合いください。
そもそもヘルニアとは?
そもそもヘルニアが何を指す言葉なのかご存知ですか?ヘルニアの語源はラテン語のherniaで臓器もしくは組織が体内の裂け目を通って本来の位置から脱出した状態を指します。
これだけ聞くと恐ろしいもののように感じますが、腰や首にヘルニアがある状態だけでは何にも問題がありません。
問題となるケースは『ヘルニアによって神経圧迫が起こり症状と関連をしている』場合のみです。
健康な人も…
実は腰痛のない健康な方をレントゲン撮影すると7割弱はヘルニア、つまり椎間板の脱出が起こっていることが研究で分かっています。そうなると、画像検査でヘルニアが見つかっても、それだけで痛みの原因がヘルニアによるものと断定は出来ないのです。
繰り返しますが、重要なのはヘルニアによって神経圧迫が発生しているかどうか。
ヘルニアの特徴
ヘルニアが原因で起こる症状の特徴としては1.腰・下肢痛の有する(主に片側、ないし片側優位)
2.安静時にも症状がある
3.SLR test70°以下陽性
4.MRIで椎間板の突出が見られる
5.症状と画像が一致する
これら5つが当てはまっていると椎間板ヘルニアと診断されます。
特に重要なのは5.症状と画像が一致するという部分
例えば、ヘルニアが認められても神経の走行とは異なる部位に症状があるのなら、それはヘルニア以外の要因があると考えられます。
整体でヘルニアが治らない理由
それは単純に外部から刺激を加えてもヘルニアが正常な位置に戻ると証明されていないからです。なので『ヘルニアという状態』は整体では治せません。
しかし、『ヘルニアと診断をされたがヘルニアが原因ではない痛みや痺れ』は改善できる可能性が十分あります。
その痛みや痺れは、筋肉や関節など他の要素が影響していることがほとんどなので、ヘルニアと診断されていてもそれが原因でなければ整体で改善が見込めます。
まとめ
1.飛び出た椎間板は整体では元に戻せない2.しかしヘルニアが原因でなければ症状は改善できる
ややこしいですが、この2点を覚えておいていただけると嬉しいです。
なのであなたがもし、ヘルニアと診断されていてもヘルニアが原因でなければ手術せず、徒手療法で改善が可能となります。
藤枝市にある整体院導では、ヘルニアと診断されても当院の施術で症状が改善した方が多くいらっしゃいます。
もし、あなたが