慢性痛を改善させるには日常生活が非常に重要です。
普段あなたが取っている行動・姿勢などが知らず知らずのうちに体を壊していく可能性があり、それを見つけない事には症状の改善は望めません。
今回は、多くの方に当てはまるであろう悪い習慣をピックアップしてお伝えしますので、いくつ当てはまるものがあるか確かめてみてくださいね。
座椅子に座っている
腰痛・股関節痛・膝痛などなど下半身に症状をお抱えの方は今すぐやめてください。座椅子に座っていると腰の背骨が過剰に丸まっている状態が持続してしまいます。
すると腰の神経圧迫を引き起こし、神経伝達が悪くなってしまうため下半身の症状に繋がっていきます。
擦り減った靴を履く
よく靴の外側が減っていると言われたりしますが、靴の外が擦り減ること自体は何ら問題ありません。しかし、その擦り減ったままの靴を履き続けてしまう事が問題となります。
足というのは、地面に対して水平になっていることでバランスを保てるのですが、外側が削れていることで小指・ふくらはぎの外・モモの外・お尻の筋肉が緊張しすぎてしまいます。
それが結果的に腰や股関節・膝、さらに言えば首などにも影響を与えてくるため、もし長年履いている靴がすり減っているのなら今すぐ新しいものに変えましょう。
柔らかいインソール(中敷き)
想像してみてください。 ふかふかのクッションの上に立つのと、固い床に立つのだとどちらの方がバランスは安定すると思いますか?当然、固い床の方がバランスは保ちやすいです。
しかし、柔らかいインソールはふかふかのクッションの上に立っているのと同じバランスの悪い環境を作っていることになります。
体の安定性が欠け、代わりに筋肉で踏ん張ろうとするので全身様々な部位の不調に繋がります。
低反発寝具
低反発寝具は寝返りの回数が半分以下になると言われています。人は寝返りを打つことで、血流の滞りを防ぐのですが、寝返りの回数が減ると血流が悪くなり寝起きに筋肉が固まった状態になります。
特に朝の症状が辛くて低反発の寝具を使用されているのなら、寝具の影響が非常に考えられますので変えてみるのを検討してみてください。
足を組まない
骨盤が歪むからなどというありきたりな理由ではありません。筋活動の差による理由です。
足を組まない状態だと腹部が優位に働き体を安定させます。
反対に足を組むと腹部よりも臀部が優位に働き安定させようとします。
もしあなたが股関節・腰の痛みで悩んでいるのなら、ただでさえ固まっているお尻の筋肉が脚を組むことでさらに緊張してしまうため、足を組まないようにしていきましょう。
まとめ
今回お伝えしたのはあくまで一部ですが、おそらく当てはまるものがあったのではないでしょうか?日常生活の修正なくして身体の修正は達成されません。
是非今回の内容を参考に日常生活を見直してみましょう。