10月に入り、だんだん寒くなってきましたね。
こんな時に頭をよぎるのが『ぎっくり腰』でしょう。
つい、先日もぎっくり腰で女性の患者様がご来院されました。
そこで今回は、寒くなってきた今だからこそやってほしいぎっくり腰の予防法についてお話していきますね。
なぜぎっくり腰になる?
もちろん人により原因は様々ですが、大枠でぎっくり腰になる理由をお伝えすると✅全身の疲労
✅血流が悪くなる
この2つがあると考えています。
そのため、一番の予防は『体を温めてリラックスすること』と言えるでしょう。
ではどうすればいいと思いますか?
方法
それは『お湯にしっかり浸かる』ことです。ぎっくり腰を繰り返したり、慢性的な腰痛を抱えている方で共通して多いのが『お湯に浸からない』『シャワーで済ませている』ということ。
湯船に浸かることは体の疲労や血流改善にとてもいいんです!
お湯に浸かることで
✅水圧によるマッサージ効果
✅身体を芯から温めることによる血流改善効果
などが見込めます。
だからこそぎっくり腰を繰り返してしまう方は湯船に浸かることを意識して頂きたいですね。
でもお湯が苦手な方は…
とはいえそもそもお湯につかるのが苦手という方もいますよね。その場合はせめて『足湯』を行う事をお勧めします。
少し熱め(42~43℃)のお湯を足首が浸かるくらいまで溜めて、10分~15分程足を温めましょう。
すると、足から全身の血流を改善できるので、『せめて』足湯くらいはしてあげることがぎっくり腰の予防としておススメですね。
他には?
その他だともう少ししたら、忘年会など飲み会が増えてきますよね。お酒や油ものを摂りすぎると、消化器系に負担がかかってしまいます。
消化器系が疲労してしまうと、腰や背中の筋肉が緊張してくると言われています。
なので消化器系に疲労が溜まりやすい年末年始は、腰や背中が固まりやすい時期ともいえるので、可能であればお酒を飲むときはお水も一緒に飲む・おつまみは脂っこいものではなく、塩分や油が控えめのものを中心にするという工夫も必要かなと思います。
まとめ
予防法は✅湯船に浸かる
✅湯船が嫌ならせめて足湯
✅飲み会はお酒の飲み過ぎ・油ものの取りすぎに気を付ける
上記三つのことを意識して腰を労わるようにしましょうね!