五十肩の患者さんによく聞かれる質問として
・温めた方が良いのか、冷やした方が良いのか
・動かした方が良いのか、安静にした方が良いのか
というものがあります。
同じような疑問をお持ちの方も多くいらっしゃると思いますので、今回はこのような五十肩に対する疑問についてお答えしていこうと思います。
一概には言えない
結論としては、ひとくくりに五十肩だからと一概には言えません。大事なのは、今あなたが五十肩のどの時期に当てはまるのか?です。
五十肩は
・炎症期 ・拘縮期 ・寛解期
と大きく分けて3つの時期があります。
炎症期
・発症~3週間以内・安静時や夜間時に激痛がある。
・痛みで動かせない。
この時期では、とにかく炎症を落ち着かせて痛みを抑えることが最優先な為、運動よりも安静を優先します。
また、温めると炎症を助長してしまう危険があるため、基本的にはアイシング(冷やす)を行いましょう。
拘縮期
・4週~3か月以内・安静時痛や夜間時痛はなくなる。
・動作の局所的に痛みがある。
この時期は、固まってしまった組織を柔らかくする必要がある為、痛みの出ない範囲で積極的に動かすことが重要です。
さらに温めることで血行を改善し、組織を柔らかくしていきましょう。
寛解期
・4カ月以上・痛みはほとんどなくなる。
・次第に動かしにくさもなくなる。
・回復期では、自主トレやスポーツを強く推奨しています。
この時期でも積極的な運動、温めて血行を良くすることがおススメです。
最後に
各時期によって対処法が異なるため、ご自身の五十肩が今どの時期なのか把握して、参考にしてみてくださいね。藤枝市にある整体院導では、五十肩に対する施術も行っております。
五十肩は放っておいても、可動域の制限が残ってしまったり、緩和するまで最長4年かかると言われ、完全に自然回復するものではありません。
早期施術がとても大切なものですので、病院の薬で改善しない肩の痛みは藤枝市の整体院導に是非お任せ下さい!