脳機能から考える┃慢性痛改善には目標設定が大事な理由
こんにちは!藤枝市にある整体院導院長の石川です!
今回は少しマニアックなお話。
脳機能から痛みについて考えていきましょう
当院では施術の前に≪痛みが良くなった後の目標≫をお聞きしているのですが、これには理由があります。
それは目標設定をすること自体が脳を活性化させて、痛みの改善に役立つ可能性が示唆されているからです。

痛みに関わる脳領域

脳には痛みをキャッチする中枢がありません。※他の感覚には中枢がある
中枢ではなく、おおよそここら辺が痛みに関わるよね、という痛み関連領域(ペインマトリックス)というものがあります。
痛みに主に関わる脳の部位は
・海馬(長期記憶に関与)
・扁桃体(感覚情報が集まる場所、記憶と照らし合わせて感覚を快か不快か判別)
・背外側前頭前野(物事を合理的に考える、扁桃体の働きを抑制)
の3つがあります。

ストレスが溜まると

長期的にストレスにさらされていると、背外側前頭前野の機能が落ちます。
ここの機能低下が起こると、扁桃体が過剰に働きすぎ➡交感神経が興奮➡血流が悪くなる➡組織の酸素欠乏➡痛みという流れが出来上がります。

目標設定をすると

目標設定をすることで背外側前頭前野が活性化され、扁桃体の機能を再び抑制できると言われています。
この時の目標をただ漠然と痛みを取りたい!だけでなく、痛みを取って長野県に旅行に行きたい!など具体的に立ててあげるとより脳が活性化されるでしょう。

まとめ

来院された時にいきなり具体的な目標設定は難しいかもしれません。
ですが、少しずつ具体的で鮮明な目標を立てていけるようになると、前述したように脳機能が活性化されるので痛み改善が早くなります。
是非今回のお話を参考にしてみてください。

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